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大阪南港で「ビートルズ×忌野清志郎」展 楽器やステージ衣装など貴重作品展示

ビートルズ展の入り口

ビートルズ展の入り口

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 大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港北2)特設会場ITM2階で2月10日、日英のロックアーティストとして活躍した「ザ・ビートルズ」と「忌野清志郎」の展覧会「ONTEN~LOVE&ROCK ビートルズ×忌野清志郎~」が始まった。

ポール・マッカートニーさんのステージコート

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 会場内を2つに分け、ビートルズ展「Ladies and Gentlemen…THE BEATLES!」と「ロックスター忌野清志郎展」を隣接して開催する同展。今回のビートルズ展は、米国のグラミーミュージアム公認のもので、米国外では東京での開催に次ぐ2回目となる。

 ビートルズ展では、グラミーミュージアムが保有する、ザ・ビートルズの貴重な展示作品400点以上が集結。展示物の大半が、1964年から1966年の米国ツアーで使われたもので、ポール・マッカートニーさんのステージコートや、使用した楽器のセットのほか日本武道館で行われたラストコンサートの特大チケットなどを展示する。アルバム「アビイ・ロード」のジャケットで知られる、横断歩道をプリントしたフォトスポットや名曲「イエローサブマリン」のカラオケボックスのほか、リンゴ・スターさんが動画で実演するドラムレッスンなどの体験スペースも設置する。

 忌野清志郎展では、愛用品のギターやアンプなどの楽器類をはじめ、カラフルなステージ衣装、オレンジ号と呼ばれた自転車など50点以上を展示。絵描きとしても活躍していたため、自画像や絵画なども展示し、中でもタワーレコード新宿店オープンを記念して描いた長さ9メートルの絵画は同展の見どころだという。

 会場では、ビートルズや忌野清志郎に関するグッズを販売するほか、現在も活躍するロックバンドのグッズなども用意する。

 グラミーミュージアム館長のボブ・サンテリさんは、ビートルズ展について「ビートルズは日本と長い関係がある。当時を知る世代の人だけでなく、若い人たちにも楽しんでもらいたい」と話す。

 開催時間は11時~20時(入場は閉館の30分前まで)。入場料は、2展示会共通券が大人=3,300円、学生=2,200円、ビートルズ展が同=2,200円、同=1,500円、忌野清志郎展が同=1,800円、同=1,200円。4月8日まで。

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