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南港ATCで「鋼の錬金術師」原画展 仕掛けや演出で世界観表現

「鋼の錬金術師展」会場の様子

「鋼の錬金術師展」会場の様子

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 大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港北2)O's棟南館地下2階の「ATCミュージアム」で11月3日、「鋼の錬金術師展」が始まった。

「人体錬成」シーンの緊張感を体感できる

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 12月1日に公開を控える実写映画「鋼の錬金術師」公開を記念して開く同展。同作品初の大規模原画展で、カラーイラストや漫画原画など200点以上を展示する。大阪開催は東京に次ぎ2会場目。東京開催時は、約7万200人が来場した。

 会場は、「二人の錬金術師」や「人造人間(ホムンクルス)」など、7つのテーマに分けて原画を展示。アニメでエドワード・エルリックの声優を担当した朴ロ美さんと、アルフォンス・エルリックの声優を担当した釘宮理恵さんによる音声ガイドも用意する(要別途利用料=600円)。

 コーナーのテーマに合わせ、同作品の世界観をより伝える演出にも力を入れる。「人体錬成」シーンの演出では、映像に合わせスモークを出して錬成陣を光らせ、シーン同様の緊張感を再現する。「影」に特徴を持つキャラクターの展示では、影が来場者の動きに合わせて後を追ってくるような演出で不気味さを表現。そのほか、作品内で重要な意味を持つ「賢者の石」を、光で放つオブジェも展示する。

 「エクストラギャラリー」では、一緒に撮影ができる同作品作者の荒川弘さん像をはじめ、今回の展示会に合わせて描き下ろした原画などを展示。「Animation」コーナーでは、アニメの絵コンテや、これまでに放送されたアニメのオープニングとエンディングを流す映像コーナーも用意する。

 開催時間は10時~17時。入場料は、一般・大学生=1,500円、高校生・中学生=1,200円、=小学生以下=1,000円。3歳以下無料。11月30日まで。

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