ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区桜島2)で9月9日、秋のシーズナルイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」が始まる。
同時期に行われる「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」内のホラーイベントとして行われる同イベント。今年は「大絶叫してスッキリ」をテーマに、エンターテインメント、ショー、アトラクションなどさまざまな形の「最恐(さいきょう)ホラー体験」を開催する。
メインコンテンツの「ストリート・ゾンビ」では、過去最多となる20種類以上のゾンビが登場。雨の日だけ姿を現わす「海賊ゾンビ」は初登場となる。ゾンビは「ゾンビ発生エリア」に出没してゲストを襲うほか、設置されたバスに逃げ込むと外からゾンビの集団が襲い掛かりバスを揺らすという演出も用意する。7日の関係者向け試行会ではゾンビが全種類登場し、ゲストが逃げ惑って絶叫する様子が見られた。開催時間は毎日18時~。
ホラーアトラクションは、7つのアトラクションが登場。「カルト・オブ・チャッキー~チャッキーの狂気病棟~」は舞台を工場から病院に移した新演出となる。「精神的トラウマが起こっても了承する」旨の誓約書の提出が必要な「トラウマ3~最悪監禁実験室~」は前回と内容を変更してバージョンアップし、ウォークスルー型のホラーアトラクションの中で過去最長の体験時間(約35分)で展開するという。
今年初登場の「デッドマンズ・フォレスト~死の森からの脱出~」は、「サンフランシスコの化学薬品工場の爆発により汚染された」という「死の森」を探りに行くもの。森の中は道が何度も左右に分かれており、選択肢は約100通り。道中に現れるゾンビから逃げながら、与えられたミッションに挑戦して脱出を試みる「サバイバルホラー」だという。
ホラー担当者の津野庄一郎さんは「ハロウィーンは、普段とは違う自分に出会うことができる。世界にここだけのハロウィーンで、大絶叫してスッキリしてほしい」と話す。
入園料は、1デイ・スタジオ・パスが大人(12歳以上)=7,600円、子ども(4~11歳)=5,100円、シニア(65歳以上)=6,830円。11月5日まで。