イベント「トミカ博 in OSAKA たのしさいっぱい!トミカワールド」が4月26日、大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2)で始まった。
2000(平成12)年、タカラトミー(東京都葛飾区)のミニカー玩具「トミカ」の販売開始30周年を記念し始まった同イベント。毎年ゴールデンウイークに大阪で開催し、家族連れを中心に約10万人を動員するなど好評だという。会場は展示・アトラクション・物販の3ゾーンで構成する。
展示ゾーンでは1000台以上のトミカが並ぶ。目玉は、横幅約7メートルでHの形をした台にパトカーやトラックなどのトミカを展示する「巨大ジオラマ」。このほか、傾斜がついたコースをトミカが一斉に滑り落ちる「ツインコースやまみちスライダー」や、これまでに販売したトミカの展示などを用意する。
アトラクションゾーンでは、有料体験イベントを8つ用意。「ロンドンバス」や「SUBARU BRZ」などから好きな車種を選び、ボディーやシートなど好きな色のパーツを組み合わせることができる「トミカ組み立て工場」(900円)のほか、釣りざおで好きなトミカを釣り上げる「トミカつり」(600円)、車体にイラストなどを描いてオリジナルトミカを作る「ディスカバリーガレージ」(2,200円)などをそろえる。
物販では、「マツダ ロードスター」や「いすゞ ギガ ダンプカー」「日産 サクラ」(以上825円)など同イベント記念限定モデルのトミカなどを販売する。
タカラトミーフィールドテック(東京都葛飾区)のイベント担当・田中英夫さんは「タカラトミーは今年で100周年を迎える。自宅では再現できない大きさのジオラマや、トミカを作る様子を間近で楽しめるコンテンツをそろえている。トミカの世界を存分に楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は9時30分~17時(最終入場は16時30分)。入場料は、大人=1,300円、小学生以下=1,000円、2歳以下無料。5月6日まで。