「大阪まいしまシーサイドパーク」(大阪市此花区北港緑地2)で4月6日、「ネモフィラ祭り2024」が始まった。主催はピーエスジェイコーポレーション(河内長野市)。
大阪湾を望む約4ヘクタールの広大な敷地で、100万株のネモフィラを楽しむ同イベント。2019(平成31)年に初開催し、ネモフィラが敷地一面に咲く様子が「SNS映え」すると、若い世代や家族連れなどが訪れる春の人気イベントとして知られている。昨年は約23万人が来場した。
会場には、ネモフィラのほか、サクラやチューリップのゾーンも設置。同社取締役営業本部長兼東京支社長の大木啓嘉さんは「ネモフィラは現在二分咲きくらい。4月20日前後に満開を予想している。サクラは今年遅咲きで、チューリップも遅咲きの種を植えているので、例年より良いコラボレーションが期待できる」と話す。
ネモフィラ畑にイベント公式キャラクター・ネモフィラの妖精「ネモにゃん」のオブジェを設置し、来場客に探してもらう「隠れネモにゃん」企画を用意。新たな試みとして、カートからペットを出して散歩できる限定エリア「ペットストリート」を設置する。
会場では、「ネモにゃん」関連グッズやスイーツを販売。ネモフィラをイメージしたバニラベースの青いソフトクリーム「ブルーアイ」(600円)や「ブルーパフェ」(500円)、園内のネモフィラから採蜜した「まいしまはちみつ」(1,620円)、ネモフィラの種(330円)などをそろえる。「キッチンカーフェスin舞洲」を同時開催し、唐揚げや焼きそば、フルーツあめ、ケバブ、ステーキ丼などを販売するキッチンカー約10台が出店する。
大木さんは「今年は暖冬の影響や雨がたくさん降ったこともあり株が大きく育っているので、満開の時期には一面がブルーに染まり、例年よりきれいに見えると思う。キッチンカーの出店もあるので、食べ歩きながら楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は平日=10時~17時、土曜・日曜・祝日=9時~18時30分(最終日は17時まで)。入場料は、大人=1,500円、小・中学生=500円、未就学児無料。5月6日まで。