Bリーグ・大阪エヴェッサが3月27日、おおきにアリーナ舞洲(大阪市此花区北港緑地2)でイ・ヒョンジュン選手の入団会見を開いた。
イ選手は2000年10月23日生まれ、韓国出身。身長201センチ、体重95キロ。ポジションはシューティングガード兼スモールフォワードで、大型ながら巧みな動きとシュート技術が武器。背番号は11。米国のデイビッドソン大学、NBA Gリーグのサンタクルーズ・ウォリアーズを経て、オーストラリアNBLのイラワラ・ホークスでプレーした経歴を持つ。今年5月末までの18試合に出場を予定する。
以前からイ選手に注目していた黒木雄太ゼネラルマネジャー(GM)が、NBLシーズンがBリーグより早く終了したことで夏のNBAサマーリーグに挑戦するまでの実践の場としてオファーし、契約にこぎ着けた。イ選手は「シュートやディフェンスに自信がある。ハッスルプレーや強いメンタリティーで、チームを勝利に導けるよう貢献していきたい」と意気込む。黒木GMは「契約自体は今シーズンいっぱいだが、来期以降もチャンスがあれば(契約したい)」と話す。
イ選手は大阪の感想について、「時間に余裕ができれば観光を楽しみたい。アパートの隣人があいさつしてくれるなど、日本の方の礼儀正しさや優しさを感じた」と笑顔を見せた。
既に4試合に出場しており、デビューの琉球ゴールデンキングス戦では、24得点4アシスト4リバウンドと活躍を見せた。3月27日、大阪エヴェッサでのホームデビューとなった広島ドラゴンフライズ戦では、16得点3アシスト5リバウンドと活躍し、3連勝に貢献。試合後、イ選手は「初めてのホームゲームで勝ててうれしいが、3ポイントシュートを10本中4本しか決められず、自分のプレーに満足はしていない」と向上心を見せた。