ちゃんぽん店「堺宝寿堂 北九州ちゃんぽん」(堺市堺区香ケ丘町1)が南海電鉄浅香山駅近くにオープンして1カ月がたった。
ちゃんぽんと皿うどんをメインに提供する同店。席数は10席。オープンキッチンを囲むように配置したL字型のカウンターに座席を設ける。店長の堀田尚子さんは「九州のちゃんぽんは、しょうゆベースの濃い味付けが特徴だが、あっさりとこってりの間のちょうどいいバランスを研究し、関西風にアレンジしたちゃんぽんを提供する」と話す。近隣の住民を中心に学生や通勤途中の人なども来店するという。
ちゃんぽんは2種類。鶏ガラと豚骨ベースのスープに中太麺を合わせ、キャベツ、タマネギ、ニンジンなどの野菜やかまぼこ、アサリ、豚肉などをトッピングした「ちゃんぽん」(850円)、ムール貝、殻ごと食べられる「尾頭付エビ」、小エビもトッピングする「海の幸ちゃんぽん」(1,050円)を用意する。自家製スープにオイスターソース、しょうゆなどを加えたあんかけを中華鍋で揚げ焼きした中華麺にかける「皿うどん」(1日20食限定、690円)も提供する。
サイドメニューは、国産肉と野菜のあんを詰めた「餃子(ギョーザ)」(6個、390円)や肉、卵、タマネギ、ネギを入れた「焼飯」(600円)など。特製ネギ油やフライドガーリックなどをまぜて作った「何にでも合う」という「自家製とまら~油」(120円、ギョーザ注文客は無料)のほか、白ご飯(小=150円、中=200円、大=250円)もそろえる。麺メニューの価格プラス280円でミニギョーザ(4個)とライス(大・中・小)かミニ焼飯を付ける定食も提供。17時まで、白ご飯が無料でつくサービスも用意する。
堀田さんは「カウンターの配置のおかげもあり、地域の人同士で交流が生まれることもある。気軽に来店してもらえれば」と話す。
営業時間は11時30分~21時30分。水曜定休。