「大阪製だし所」(大阪市住之江区北加賀屋1)と大阪・難波のうどん店「千とせ」(中央区)のコラボイベントが2月4日、大阪製だし所で行われる。
「千とせ」の森井社長(中央)、「大阪製だし所」の松岡工場長(右)、廣田社長(左)
「大阪製だし所」は、大阪市内のオフィス街でうどん店を展開する「ひろひろ」(中央区)が運営する削り節加工場。「千とせ」は、1951(昭和26)年、大阪・難波で創業したうどん店で、カツオなどの削り節でとっただしがベースのスープに牛バラ肉を入れた「肉吸い」が最も人気のメニューという。今回、「大阪のだし文化」を広めようと初めてコラボする。「大阪製だし所」の松岡勝男工場長は「3代にわたり90年以上の付き合いがある千とせの3代目店主・森井一光さんが、1月にだし工場を見学した時に決まったコラボ」と話す。
当日は、約33平方メートルの空きスペースに、カウンター4席、テーブル8席を設けて、森井さんが調理する肉吸いを削りたてのかつお節とともに提供。ウルメイワシとサバをメインに合わせた削り節は、松岡工場長が加工する。価格は800円。80食限定。ご飯と生卵のセット(200円~)も用意する。
森井さんは「店舗とは異なり削りたてのかつお節を使う肉吸いのおいしさを楽しんでほしい」と話す。
開催時間は10時15分~14時。整理券80枚を9時30分から配布する。