昭和の車が集結する「昭和レトロカー万博」が11月19日、大阪・舞洲のスポーツアイランド(大阪市此花区北港緑地2)の「空の広場」で開催される。
2019年から毎年11月に開催する関西最大級のレトロカーイベント。5回目の今回は、往年の名車や希少な絶版車両などのレトロカー約400台を展示するほか、車両オーナーとの交流を楽しんでもらう。前回の2022年には、家族連れを中心に約8000人が来場したという。
会場の目玉は、貴重な国産・輸入のクラシックモデルのレトロカーを展示する「四輪車両展示エリア」。1980(昭和55)年以前に生産された車両を紹介する「昭和レトロカーエリア」と1980年から2000(平成12)年の間に生産された車の「ネオクラシックカーエリア」の2つのエリアで構成する。
「超マニアックな特別車両展示エリア」では、赤い車体が特徴の「フォードT型(1917年式)」や、レースに参戦していた車両をベースにした「マツダRX-7」など希少車をメインに展示。1960年代に製造された小型トラック「マツダB600」や東名高速道路の開通に合わせて神奈川県警に寄贈された「ポルシェ912」のエンジン始動シミュレーション、大正から昭和30年代まで使用されていた石油発電機の運転実演も行う。
会場内の特設ステージでは、車に特化したオークションハウス「BHオークション」(東京都千代田区)が主催する「昭和レトロカー万博 オークション2023」も開催。絶版となった自動車パーツやカタログ、ミニカーなどを販売するフリーマーケットも用意する。
開催時間は9時30分~15時30分。入場料は、一般(中学生以上)=2,000円、小学生以下は無料。雨天決行。