街歩きイベント「Taishoさんぽ日和」が7月23日、大阪・大正区一帯で開催される。
街の魅力や空き家の利活用について知ってもらおうと、大正区が昨年10月から開催する同イベント。3月に開催した前回は、区内外の家族連れを中心に約200人が参加した。7回目となる今回は、リノベーション可能な空き家や空きスペース、千島公園(大阪市大正区千島2)など7カ所で、フードや雑貨を販売する屋台やワークショップを展開。各空き家には不動産店のスタッフが常駐し、空き家に関する相談を受け付ける。
参加者には、7カ所で配布される「さんぽマップ」を見ながら街歩きをしてもらう。ゲストハウス「HOSTEL NAGAYADO OSAKA」(大正区三軒屋西2)の貸しスペースではマーボー豆腐を、長屋住宅(同泉尾2)の空きスペースでは新しょうがアイスのもなかを、それぞれ販売。以前はカフェだったという空き家(同三軒家西1)では、ボールペンやヘアクリップを作るワークショップを開催する。
千島公園では、前回のイベントで作成した屋台を使って5店が出店。アルファベット型のクレヨンや無農薬で育てたハーブ、地元食材を使った米粉スイーツなどを販売する。
企画運営を担当するWATATSUMI(同三軒家西2)代表取締役の楠原陽子さんは「相談は気軽にできる。地域の人との交流も楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~16時。雨天決行・荒天中止。