展覧会「トミカ博 in OSAKA~トミカの世界でわくわくを発見!~」が4月28日、大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2)で始まった。
タカラトミー(東京都葛飾区)のミニカー玩具「トミカ」の販売開始30周年をきっかけに、2000(平成12)年に始まった同展。毎年ゴールデンウイークに開催し、ファミリー層を中心に好評だという。今回は、会場内を展示ゾーン、アトラクションゾーン、ショッピングゾーンの3つに分け、ジオラマの展示や体験イベントを用意する。
展示ゾーンの目玉は、縦約4.5メートル、横約7メートルの「巨大ジオラマ」。ロの字型の台に、約1000台のトミカや、消防署、高速道路などの街並みを再現した「トミカタウン」などを並べる。高さ約2メートルの立体駐車場からスライダーでトミカが滑り落る「トミカビッグスライダーパーキング」や、映画やドラマ、漫画に登場した車のトミカなども展示する。
アトラクションゾーンでは、有料の体験イベント8つを用意。「トミカ組立工場」(800円)では、「トヨタ」の覆面パトロールカーをはじめとする3車種のいずれかに、ボディーやシートなど好きな色のパーツを組み合わせてオリジナルのトミカを作ることができる。好きなトミカを釣りざおで釣り上げることができる「トミカつり」(600円)や、運転席にその場で撮影した写真を貼る「トミカミニミニドライバー工房」(1,000円)なども用意する。
タカラトミーフィールドテック(東京都葛飾区)の田中英夫さんは「ジオラマは大きさにこだわり、迫力があるものに仕上げた。親子連れはもちろん、車好きの人にも楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は9時30分~17時(最終入場は16時30分)。入場料は、大人=1,200円、子ども=1,000円(2歳以下無料)。5月7日まで。