「ネモフィラ祭り2023」が4月7日、「大阪まいしまシーサイドパーク」（大阪市此花区港緑地2）で開催される。主催はピーエスジェイコーポレーション（大阪府河内長野市）。

チューリップとネモフィラのコラボゾーン

　大阪湾を一望できる約3万6000平方メートルの敷地一面に咲いた約100万株のネモフィラを楽しめる同イベント。2019（平成31）年に初開催し、ネモフィラが敷地一面に咲く風景が「SNS映え」すると、若い世代を中心に幅広い世代が訪れる人気イベントとなった。新型コロナ禍の影響で3年ぶりの通常開催となった昨年は、25万人以上が来場した。

　広報担当者の奥村元さんによると、ネモフィラは現在まだ開花していないものの、つぼみが少し青くなり順調に育っているという。ネモフィラ畑では、春に見頃を迎える桜とチューリップとのコラボゾーンを設けるほか、畑に隠した同イベントの公式キャラクター・ネモフィラの妖精「ネモにゃん」を来園者に歩きながら探してもらう企画を用意する。

　会場では、イベントグッズやフードを販売する。奥村さんによると、グッズの売れ筋は、ネモフィラの種や「ネモにゃん」の顔型豆皿という。フードは、ネモフィラの淡い青を表現した「ソフトクリームブルーアイ」や「ネモにゃんベビーカステラ」、フルーツが入った青い「ブルーパフェ」などをそろえる。

　期間中、ユニバーサルシティーポートと舞洲桟橋の間を行き来して海上からネモフィラ畑の風景が楽しめる「大阪湾 舞洲シャトルクルーズ」も初運行する。料金は、入園チケットと片道クルーズチケットのセットで2,400円。

　奥村さんは「今年は感染症対策の緩和もあり、多くの方に来てもらえるのではと期待している。夕方まで営業する日もあるので、夕日でオレンジ色に照らされたネモフィラ畑を楽しんでもらえたら」と話す。

　開催時間は9時～17時（土曜・日曜・祝日・4月29日～5月7日は18時30分まで、最終日は17時まで）。入場料は、大人＝1,300円、子ども（4歳～小学生）＝600円。5月7日まで。