昭和の車が集結する「昭和レトロカー万博 2022」が11月20日、大阪・舞洲スポーツアイランド(大阪市此花区北港緑地2)の「空の広場」で開催される。
同イベントは、往年の名車や希少な絶版車両など約400台のレトロカーの展示や車両オーナーとの交流を楽しめる関西最大級のレトロカーイベント。2019年に初開催し、今回で4回目。前回の2021年には9000人以上が来場した。
会場の目玉となる「四輪車両展示エリア」は、1979(昭和54)年以前に生産された「レトロカーエリア」と1980(昭和55)年~2000(平成12)年に生産された「ネオクラシックカーエリア」の2つに分けて約400台を展示する。
「超マニアックな特別展示車両エリア」では、競技目的で20台のみ製作された「日野コンテッサ 1300 クーペL」(1966年式)や江若交通(滋賀県)が昭和後期まで路線バスで運行していた「いすゞボンネットバス BXD30」(同)など現存数の少ない車を展示する。日本初の「軽トラック」として生産された「くろがね・ベビー」(1960年式)やディーゼルエンジンを搭載した「Honda F90 耕転機」(1966年式)のエンジン始動のデモンストレーションや、昭和30年代ごろまで農作業の動力源として活躍した石油発動機の運転体験会も行う。
会場内の特設ステージでは「ジャガーXK120」など約10台のレトロカーを出品するオークションを開催するほか、絶版となった自動車パーツやカタログ、ミニカー、フードなどを販売するコーナーも設ける。
開催時間は9時30分~15時30分。入場料は、一般(中学生以上)=1,800円、小学生以下は無料。雨天決行。