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閉幕間近の大阪・関西万博、新たな参加スタイル「バーチャル万博」を発信

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 バーチャル会場で大阪・関西万博を楽しめるアプリ「バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~」が現在、展開されています。

”世界初”の万博公式メタバース空間「バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~」

 「バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~」は、世界初の万博公式メタバース空間として、今年4月3日にアプリケーションの提供を開始しました。アプリ内は、島国・日本になぞらえた群島で構成し、各島には3DCGで再現されたパビリオンやイベント施設が立ち並びます。

スマホからでも簡単に楽しめる「バーチャル万博」

スマホからでも簡単に楽しめる「バーチャル万博」

 利用者は、スマートフォンやパソコン、VRゴーグルを通じて世界中からアクセスできる。アプリ内ではアバターとなり、会場を巡りながらバーチャルならではの展示や他者交流が楽しめます。14の言語に対応した自動翻訳チャットやスタンプ機能を備え、利用者同士の言語の壁を越えたコミュニケーションも可能です。夢洲会場で開催されているナショナルデー、スペシャルデーなどの特別イベントも「バーチャル万博」で体験できます。

「バーチャル万博」ならではのコンテンツも「バーチャル万博」ならではのコンテンツも

コモンズE館では「バーチャル万博」イベントを開催中

 「バーチャル万博」オリジナルコンテンツも用意されています。日本館では、夢洲会場で展示されている「火星の石」が現れるほか、夢洲会場では体験できない南極地域観測隊と共に調査体験も展開。イタリア館では、公式コンセプト「芸術が生命を再生する」をデジタル空間で再解釈した空間を用意するほか、ヨルダン館では、崖の上から古代都市遺跡「ペトラ」を見下ろせるなど、夢洲会場で入場が困難な海外館にもバーチャル空間を通して訪問することができます。

「バーチャル万博」の限定スタンプも

「バーチャル万博まるわかり展」の限定スタンプ

 夢洲会場のコモンズE館では9月28日~10月2日、10月4日に「バーチャル万博まるわかり展」が開催されています。アプリ内で展開する「空飛ぶ夢洲」の世界をパネルで紹介するほか、AR機能を活用した「飛び出すARミャクミャク」との記念撮影スポット、「バーチャル万博」の限定スタンプなどもそろえます。このほか、「バーチャル万博」の特別デザイン缶バッジをプレゼントする企画も用意。対象者は、アプリで全110カ所のパビリオンを訪問し、パビリオン図鑑をコンプリートした人と、「バーチャル万博」アプリのプレイ画像に専用ハッシュタグを付けてSNS投稿した人の2種類です。それぞれ別のデザインの缶バッジを進呈します。開催時間は10時~20時。

「バーチャル万博」の特別デザイン缶バッジをプレゼントする企画を実施

「バーチャル万博」の特別デザイン缶バッジ

 2025年日本国際博覧会協会の「バーチャル万博」担当者は「『バーチャル万博』は、世界中のどこからでも参加できるもう一つの会場です。予約も待ち時間もなく入場でき、日々限定イベントやライブ配信などのコンテンツが登場しています。閉幕までぜひ毎日チェックし、最後まで万博を楽しんでもらえればうれしい」と話します。

 万博閉幕日の10月13日14時~15時10分頃は、アプリ内で閉幕式のライブ配信を予定している。同アプリは10月13日23時をもってサービスを終了します。ぜひ閉幕までに、一度楽しんでみてはいかかがでしょう。
 

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