大阪・大正区に10月21日、「ホテル ソビアル 大阪 ドーム前」(大阪市大正区三軒家東1、TEL 06-6552-8011)がオープンする。
ノブレスグループ(奈良市東紀寺町)のホテル関西(大阪市北区)が経営する同ホテル。京セラドームやイケア鶴浜など、周辺には年間600万人以上が訪れるが、宿泊施設が無かったことや、大阪の中心部へのアクセスもいいことから、同区内への進出を決めた。地元商店街や飲食店などと連携し、「泊まって楽しい街づくり」を目指す。
地上9階建てで、客室はシングル=32室(広さ 11.66平方メートル)、ツイン=120室(Aタイプ=15.56平方メートル、Bタイプ=17.43メートル)、ダブル=6室(13.58平方メートル)の全158室。女性同士や家族、外国人観光客をターゲットとし、サービスは全て女性スタッフが考案したという。女性専用フロアを設け、大浴場には「シャンプーバー」を設置。フロントではウエルカムクッキーをサービスするほか、コンシェルジュロボット「ナミちゃん」が館内や周辺観光の案内を行う。
オープンに先立ち行われた記者発表会には同グループ代表の川井徳子さんや、筋原章博大正区長などが出席。川井さんは「ソビアルは『あそびある』の造語。大阪を心ゆくまで楽しんでもらえたら」と話す。筋原区長は「これまで素通りされる街だったが、これ以上にない受け皿ができた。雇用の促進にもつなげたいと期待を寄せる。
価格は6,000円~。