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大阪・関西万博に韓国パビリオン AI技術を活用した参加型展示も

大型メディアファサードが目印の韓国パビリオン

大型メディアファサードが目印の韓国パビリオン

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 2025年大阪・関西万博会場内に「韓国パビリオン」が4月13日、オープンした。

AIを使った参加型体験を提供する第1展示室

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 「With Hearts(心を合わせて)」をテーマに3つの展示を設ける同パビリオン。四角形の建物の外壁には、同パビリオンを象徴する幅27メートル・高さ10メートルの大型のメディアファサードを設置。ソウル・景福宮や釜山・広安大橋といった韓国各地の名所などを、映像技術を使って紹介する。敷地面積は約3500平方メートル。

 展示は3つのエリアで構成する。各エリアの所要時間は約10分。第1展示室では、入り口で来場者に質問を投げかけ、回答する声を演出素材として活用。録音された声をAIが音楽に変換し、照明と連動した展示体験を提供する。同パビリオン総監督のコ・ズウォンさんは「132個の照明と4つのスピーカーを設置しているため、どこに立っても同じ体験ができるようになっている」と話す。

 第2展示室では、韓国の水素エネルギーの技術を使ったアクティビティーを用意。来場者が会場に設置されたパイプに息を吹き込むと、その息と水素燃料が化学反応を起こし、「いのちをよみがえらせる源泉水」として泡が降ってくる。

 第3展示室では、3面の大型マルチスクリーンを設置。祖父が残した未完成の曲を2040年の未来で孫娘が完成させるミュージカル作品が展開され、K-POPの歌とダンスを投影する。コさんは「完成できなかったものを未来の世代が受け継ぎ、愛や家族、環境などが未来永劫(えいごう)続くよう願いを込めた」とも。

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