高校生の就職を支援している「ジンジブ」(大阪市)は、2025年7月までの高校生の就活イベントのスケジュールを決定いたしました。 5月と6月には、高校生のためのおしごと体験会「おしごとフェア」を19会場で、7月には高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を13会場で開催いたします。
イベントを通して、「高校生が将来のキャリアを考えるきっかけ」と、短期間で行う高校生の就活で2026年卒の就職希望の高校生と企業の「早い時期での企業との出会いと社会理解の機会」をつくります。
■「おしごとフェア」「ジョブドラフトFes」開催の背景
2025年問題など人手不足が深刻になる中、高校生の新卒採用ニーズは年々高まり、2025年3月卒業生の求人倍率は過去最高の3.91倍に達しています。(※1)企業は初任給や福利厚生の充実、教育制度など採用力の向上に注力し、採用競争は激化しています。一方で、共通する課題は高校生の将来に向けたミスマッチを防ぐ進路選択です。
そこでジンジブでは、高校生が地域の大人との交流やおしごと“体験”を通して将来を考えるきっかけにする「おしごとフェア」と、1日で就職先を検討できる合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を開催しています。
1人1社までの応募の就活が一般的な高校生にとって、1日で理解が進むイベントは貴重な機会となります。
「おしごとフェア」
高校生のためのおしごと体験イベントです。地域の企業と高校生が一つの会場に集まり、おしごと体験や働く大人とのコミュニケーションを通して企業や仕事の魅力の理解を深め、自分の興味・関心を知りキャリアについて考えるきっかけをつくります。
2025年は長崎、静岡、岡山、岐阜、奈良、新潟、島根の7会場でおしごとフェアが初開催となります。
「ジョブドラフトFes」
高卒採用の求人情報が公開される7月の高校生向けの合同企業説明会です。26年卒の高卒求人を出す企業の社員と直接会い、話を聞き、求人票だけでは得られない、会社の雰囲気や情報を知ることができます。7月には全国13会場にて開催いたします。
※1出典:厚生労働省 令和6年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(9月末現在)
※2024年実績:「おしごとフェア」12会場で開催、389社の企業と3,167名の高校生が参加。「ジョブドラフトFes」7月15会場、10月6会場で開催、4,166名の高校生が参加。
<「おしごとフェア2025」開催概要>
内容:企業ブースにて企業の話を聞くこと、おしごと体験をすることができます。
オープンカンパニー(企業見学)・インターンに参加できる企業を見つけることができます。
開催時間/会場:13:30~17:00(受付開始:13:00~)/全国19会場にて
対象生徒:卒業年度の高校生 ※他学年生徒も参加可能です /参加無料
おしごとフェアでのおしごと体験の例 (2024年の様子)
製造業(製造・名古屋会場)道路標識の看板を手に取って説明を受ける様子
建設業(電気工事・熊本会場)電気回路の仕組み体験
サービス業(美容師・広島会場)美容師のマネキンを使ったコテ巻き体験
介護業(介護サービス・埼玉会場)割れた眼鏡を使用した福祉利用者の体験
運送業(交通・福岡会場)車掌体験
おしごとフェア参加者の心境の変化
<「ジョブドラフトFes 2025」開催概要>
内容:1日で多くの企業から、26卒の求人情報や働く人の話を聞くこと、仕事の一部を体験することが可能です。
職場見学やインターンに参加できる企業を見つけることができます。
開催時間/会場:13:30~17:00(受付開始:13:00~)/全国13会場にて
対象生徒:卒業年度の高校生 ※他学年生徒も参加可能です /参加無料
ジョブドラフトFes会場でできること
■複数ブースを回り、応募前の職場見学したい企業を探せます。
■企業の担当者から、会社や仕事・募集内容の説明を聞くことができます。直接質問ができるチャンスです。
ジョブドラフトFes 2024(大阪会場)
小売卸売の企業ブース(大阪会場)
■おしごとフェアに続き、おしごと体験ができる企業があります。
運送会社での運転シミュレーション体験(神奈川会場)
スーパーの商品のポップづくり体験(福岡会場)
■イベント参加前に高校単位にて、事前授業を実施することも可能です。
社会理解・自己理解・企業研究など多数のキャリア教育プログラムをご用意しております。
※「ジョブドラフトCareer・おしごとフェア・ジョブドラフトFes」は「第13回キャリア教育アワード」(主催:経済産業省)にて「優秀賞」を受賞いたしました(※2)。
※2出典:経済産業省 第13回キャリア教育アワード令和6年1月25日(木)
<開催の問い合わせ先>
株式会社ジンジブ 「ジョブドラフトFes運営事務局」
弊社担当または、フォームよりお問合せください。
(出展ご希望の企業の方) https://share.hsforms.com/1y9nUQEiWTVO8O-6xbPmawgc7eqs
(学校関係者・保護者の方)https://jinjib.co.jp/contact/student
所在地:大阪府大阪市中央区南本町2丁目6-12 サンマリオンタワー 14階 TEL:06-7777-7779
■「おしごとフェア」参加者アンケート
「おしごとフェア」に参加した高校生は「様々な業界を知り視野が広がった」「体験して仕事が楽しそうに感じた」「自分の興味関心が分かった」などの変化があったと回答がありました(※3)。
交流や体験をきっかけに理解が深まることで、興味や視野が広がることが分かります。
※出典3:ジンジブ「おしごとフェア2024レポート」より おしごとフェア2024 参加高校生向けアンケート(n=1,690:うち就職希望799名)
■「おしごとフェア 2024」参加者の声
■「ジョブドラフトFes 2024」参加者の声
補足資料:高校生の就職活動について
高校を通して応募を行う「学校斡旋(あっせん)」での高校生の就職活動では、毎年行政(厚生労働省・文部科学省)、全国高等学校校長協会、経済団体の3者協定により、就職活動のスケジュールや求人票の公開方法の申し合わせがなされております。応募開始から一定期間は、1社応募に限定する1人1社応募や、応募時の校内選考、高校の先生に付与される求人票「高卒求人WEB」へのアクセスなど独自の慣行が戦後長く続いています。
●高卒採用2026年3月卒のスケジュール
6月1日 ハローワークによる求人申込書の受付開始
7月1日 企業による学校への求人申込及び学校訪問開始
9月5日 学校から企業への生徒の応募書類提出開始(沖縄県は8月30日)
9月16日 企業による選考開始及び採用内定開始
10月以降 「2次応募」時期・2社応募がはじまる時期(※都道府県による)
応募前の情報不足が要因でのミスマッチの早期離職は、高校生・企業の双方にとっての課題です。高卒の社会人は大卒と比較し、1年目の早期離職が多い傾向があり、多くが「自分がどんな職業に向いているか」を知りたかったと感じています。
教育現場や地域の企業や支援団体などで協力し、キャリアと向き合う機会を増やすサポートが必要と言えます。
■高卒社会人の早期離職状況 ■高校生が求める進路指導
厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者) 」
ジンジブ「【高卒社会人アンケート】就活体験振り返り(24卒)」
<株式会社ジンジブについて>
ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生が自分で求人情報を探せる「ジョブドラフトNavi」をはじめ、高校生が “働きたい”と思える会社に出会うきっかけづくりのサービスを提供しています。
高校生へはキャリア教育や、就活の情報提供、就職後のスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを、企業へは、高卒採用のサポート、高卒1年目の定着研修や、採用戦略策定・教育・定着・評価・福利厚生など人事業務をサポートする「人事部パック」を提供しています。事業を通じて、これからを生きる人の夢を増やしてまいります。
本社所在地:大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階
代表者:代表取締役社長 佐々木 満秀(ささき みつひで)
拠点:大阪本社・東京・福岡・名古屋・仙台・広島・新潟・岡山・熊本・静岡
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
株式情報:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:142A)
HP:https://jinjib.co.jp/