物流向けロボティクスソリューションを提供するラピュタロボティクス株式会社(東京都江東区、代表取締役 CEO:モーハナラージャー・ガジャン、以下、ラピュタロボティクス)は、東和薬品株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:吉田逸郎、以下、東和薬品)の東日本物流センターに、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)XL」を納入し、稼働を開始いたしました。
東和薬品の東日本物流センターで稼働中のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR XL」
●導入の背景
東和薬品は、作業スタッフの年齢構成の変化や労働力人口が減少している中、物流現場の労働力確保や庫内作業を標準化するため、新しい物流オペレーションを模索しておりました。将来を見据えた省人化オペレーションの確立を目指す中、ラピュタロボティクスが提供するラピュタPA-AMR XLは、物流現場の課題を着実に解決し、そこで培われた独自のロジックをラピュタPA-AMR XLの開発に生かしてきた幅広いノウハウを有する強みを評価いただけました。また、ラピュタPA-AMR XLは既存の現場に導入がしやすい点やピッキング作業を行うスタッフへの教育時間の短縮が可能な点、操作が簡単で現場に素早く適応できる点も評価いただけました。
ピッキングアシストロボット ラピュタPA-AMR XLの商品詳細はこちら
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-pa-amr-xl/
●東和薬品株式会社における「ラピュタPA-AMR XL」の導入のポイント
1. 将来を見据えた、労働力確保への対策
社会インフラとして不可欠な医薬品物流の持続可能性を高めるため、早期に労働力確保への対策として物流現場の自動化へ着手し、対策を行います。
2. 新人スタッフの早期戦力化と高品質な庫内作業の標準化
ラピュタPA-AMR XLは誰でも短時間で簡単に操作に慣れることができ、新人の作業スタッフでも熟練者に近い生産性を出すことが可能です。ラピュタPA-AMR XLを活用することで、新人の作業スタッフが作業される場合においても安定かつ高品質な倉庫内作業の標準化が可能となります。
今後もラピュタロボティクスと東和薬品は、ラピュタPA-AMR XLを活用し、物流におけるさまざまな課題解決に向けて取り組んでまいります。
●東和薬品株式会社 守口別館 物流部 次長 脇本 大徳様
東和薬品では、熟練スタッフを有する一方、将来の労働人口減少をはじめとする環境変化に対応するために、業務の標準化そして効率化を実現できる新たなソリューションを模索しておりました。現在の医薬品供給を止めずに、その一歩を踏み出すべく、ラピュタロボティクスの協力のもと、ラピュタPA-AMR XLをまずはPoCとして人とロボットの協働作業が現場に適しているのか検証を行いました。実際に現場で作業するスタッフもラピュタPA-AMR XLに馴染みやすかったなどの評価も鑑みて、導入を決定いたしました。ラピュタロボティクスの営業、カスタマーサクセスチームの連携による、今後のサポート体制にも期待したいです。今後も10年先を見据えて先進技術を取り入れ、持続可能な医薬品の安定供給を支える物流体制を通じて、人々の健康に貢献してまいりたいと思います。
●東和薬品株式会社について
東和薬品は、患者さんの経済的負担や国の財政負担の軽減に貢献するジェネリック医薬品の普及に向け、研究開発・製造・販売を行うジェネリック医薬品の総合メーカーです。また、「人々の健康に貢献する」という企業理念のもと、「健康の維持」や「病気になる前の状態(未病、MCIなど)を健康な状態に戻す・または悪化させない」といった健康に関する取り組みをおこなっています。「健康寿命の延伸」に貢献し、いつの時代も世の中や地域社会に必要とされる企業を目指します。
URL:https://www.towayakuhin.co.jp/
●ラピュタロボティクスについて
ラピュタロボティクスは、アインシュタインをはじめ、数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Z??rich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(Making robotics attainable and useful for anyone)をビジョンに掲げ、世界最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクスプラットフォームの開発と、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っています。世界30ヵ国以上から結集した、高い開発技術力を誇る優秀なエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チーム、カスタマーサクセスチームのタッグにより、お客様に最適なソリューションをご提案します。