プレスリリース

【音声から診療録を自動作成】リハビリテーション分野に特化した生成AIソリューション、第2回検証を開始!

リリース発行企業:MR&S有限会社 SDX研究所

情報提供:


使用イメージ図


medimoの概要について

医療法人生和会グループ MR&S有限会社 SDX研究所(本社:大阪府堺市、所長:大門 恭平、以下「SDX研究所」)は、株式会社Pleap(本社:東京都世田谷区、代表取締役:馬 劭昂、中原 楊、野村 怜太郎)、医療法人せいわ会 彩都リハビリテーション病院(所在地:大阪府箕面市、理事長:福澤 正洋、院長:松村 晃秀)、医療法人せいふう会 川西リハビリテーション病院(所在地:兵庫県川西市、理事長:植松 正保、院長:柴田 邦隆)と共同で、リハビリテーション(以下、リハビリ)分野に特化した生成AIソリューションを開発しました。
本プロジェクトは、PM Award 2024において「Small & Medium部門 最優秀賞プロジェクト賞」を受賞しました。(https://www.instagram.com/p/DBh9e-tBwRY/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
これまで各病院において業務負担軽減効果を検証してきた結果、グループ2病院での「medimo」導入が正式に決定いたしました。導入後もさらに改善を目指し、第2回検証を開始いたします。

■第1回検証の目的と概要

比較内容と評価項目について

第1回検証では、リハビリ担当セラピストを対象に下記比較を実施しました。
比較内容:
- 通常の診療録作成
- リハビリ分野に特化した生成AIソリューション「medimo」を用いた診療録作成

評価項目:
- 診療録の質
- 診療録記載の負担感
- 診療録記載時間

これにより、ソリューション導入がリハビリ現場の業務負担軽減と医療の質向上にどの程度寄与するかを分析しました。

■第1回検証の結果と課題

第1回検証の結果と課題について(まとめ)

※結果については、回復期リハビリテーション病棟協会 第45回研究大会にて発表


1.診療録の質
「medimoを用いた診療録作成」は、通常の診療録作成と比較して記録内容の精度が向上し、記録漏れの防止にも貢献できる可能性がある結果になりました。
患者理解やリハビリ進行状況がより詳細に記録されることで、リスク管理の向上が期待できる可能性があります。

診療録の質について


2.診療録記載の負担感
「medimoを用いた診療録作成」は、記録作成に伴う時間的圧迫感を軽減を認めました。

診療録記載の負担感について


3.診療録記載時間
大幅な時間短縮は確認されず、更なる改善が必要となる結果になりました。

診療録記載時間について

アンケート結果からは、medimoの使用意欲・音声メモ回数(音声をmedimoに吹き込む回数)が多いセラピストほど記載時間短縮と相関があることが分かり、使用法のノウハウ共有や運用フロー整備による記載時間短縮の可能性が示唆されました。

アンケート結果について

■今後の展望
今後は、検証で明らかになった課題を踏まえ、medimoの使用環境や運用方法に関するノウハウ共有を含めた教育体制を充実させた上で、さらなる実用化と効果の最大化を目指した第2回検証を実施します。
また、追加検証を重ねながら、生成AIが医療現場の業務負担軽減と医療の質向上に貢献できる活用方法を発信していきます。


プロジェクト運営者
医療法人生和会グループ
MR&S有限会社 SDX研究所
所在地 :大阪府堺市堺区南向陽町2丁3番6号
代表者 :大門恭平
URL :https://seiwakai-dx.jp/
E-mail : k_omon@sdxlab.jp

医療法人せいわ会 彩都リハビリテーション病院
所在地  :大阪府箕面市彩都粟生南1丁目1番20号
代表者  :理事長 福澤 正洋、院長 松村 晃秀
URL   :https://www.saito-rh.jp/

医療法人せいふう会 川西リハビリテーション病院
所在地  :兵庫県川西市東畦野5丁目18番1号
代表者  :理事長 植松 正保、院長 柴田 邦隆
URL   :https://kawanishi-rh.jp/

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