日本山村硝子株式会社(代表取締役社長執行役員:山村幸治、以下当社)のプラスチックカンパニー アースケア推進グループ(以下、アースケア推進グループ)は、2025年1月22日(火)に開催された、近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所が企画・運営するイノベーション・プラットフォーム「Fly on Proto Fes(フライ・オン・プロト・フェス)2025」に「キャップ回収BOX」のプロトタイプを出展しました。
会場では来場者の方々に使用済みのキャップを「キャップ回収BOX」に入れていただき、キャップのリサイクルに参加する体験をしていただきました。また、各出展団体・企業による20秒ピッチの中では、プロジェクトの目的や回収BOXの概要を説明しました。20組の出展団体・企業や来場者の皆さまとの交流を通じて、企業や学生の垣根を超えてアイデアを共創する貴重な場となりました。
アースケア推進グループは、2023年に開催された「第1回プロト・フェス」より「キャップ回収BOX」を出展しており、ペットボトルキャップの回収について「いかに興味・関心を得るか」という課題に対し、来場者の声を参考に改良を続けています。
今後、回収BOXの社会実装に向けて、より分別回収を促進できるよう、回収BOXの改良や投票コンテンツの検証を進めてまいります。
■キャップ回収BOXについて
「キャップ回収BOX」は、アースケア推進グループと近畿大学経営学部商学科教授 廣田章光ゼミが、進んでいないペットボトルキャップの分別回収における人の行動変容を促す共同研究の一環として作成したものです。
ペットボトルキャップで投票を行う仕組みとなっており、通常はキャップをペットボトルにつけたまま捨てていたところ、思わず立ち止まりキャップを外して、意識することなくこの回収BOXに入れる分別への行動変容を促します。
▽共同研究概要
d55093-39-456078f2b371b571e3caa62cb5fe3576.pdf■フライ・オン・プロト・フェスについて
出所:近畿大学 デザイン・クリエイティブ研究所
プロト・フェスは、近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所が企画・運営する、多様な人々がアイデアのプロトタイプ(フィジカル・プロトタイプ、ビデオプロトタイプ、プログラミングなど)を持ち寄る場で、組織や分野を超えた多様な人々の評価や意見によってアイデアを成長させるイノベーション・プラットフォームです。
今回、さらに世間一般社会との接点を多くすることを目的として、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」がイベント会場となりました。
■REBORN CAP PROJECTについて
「REBORN CAP PROJECT」は回収の進んでいないペットボトルキャップのリサイクルを推進する活動です。
当社プラスチックカンパニーではペットボトルキャップを新しく価値あるモノに再生し、モノを大切にする社会をつくることを目指しています。
当社は、本取り組みにご賛同いただける全国のペットボトルキャップをはじめとしたプラスチック製品を使用している事業者様や団体様を募集しています。
■本件に関するお問い合わせ先
日本山村硝子株式会社 プラスチックカンパニー アースケア推進グループ
earthcare@yamamura.co.jp