アドベンチャーワールド（和歌山県白浜町）が協力したクラウドファンディング企画「再見！パンダファミリー～未来へつなぐいのちの物語～」が、「クラウドファンディングアワード2025 by CAMPFIRE」にて下半期ベストプロジェクト/地域拠点部門・地域貢献賞を受賞いたしました。

■企画背景
　本プロジェクトは、ジャイアントパンダの未来への旅立ちを記録することを目的に、『FRaU S-TRIP和歌山』プロジェクトチーム（主催）および『FRaU』編集部（株式会社講談社）が企画・実施し、アドベンチャーワールドが協力したものです。単に動物や自然を守るだけでなく、私たちが生活のなかで、いのちを大切にする選択、持続可能な選択をしていき、それを未来の世代につなげていこうというメッセージを、クラウドファンディングを通して伝えました。目標金額を大きく上回る約１，２９０万円のご支援をいただき、制作が実現しました。ご支援いただいた、全国の皆様ならびに書籍制作にご協力いただいた全ての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
　そして、支援者の皆様から応募いただいた思い出の写真やエピソード、コメントの数々が、講談社『FRaU』編集のもと特別号に掲載され、ファンの皆様・パーク・出版社の繋がりの末に完成を迎えました。
　
■プロジェクト概要
タイトル：再見！パンダファミリー ～未来へつなぐいのちの物語～
URL　　：https://camp-fire.jp/projects/853622/view
実施期間：２０２５年６月１７日～７月３１日
支援総額：１２，９３５，０９９円
支援件数：３，１２６件


■『FRaU S-TRIP和歌山』プロジェクトチーム
　本チームは２０２４年１０月、和歌山県を舞台に自然や文化との共生を探る『FRaU STRIP和歌山』を発刊し、アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ４頭の取材ページなどを通じて、いのちの尊さ、生物多様性の大切さを伝えました。２０２５年６月２８日にジャイアントパンダたちが中国に帰国することを受け、貴重な一冊を未来に遺し届けるプロジェクトを開始することを決意しました。
　『FRaU』は、サステナブルにこだわった雑誌やMOOKをつくり続けており、今回も人びとに長年愛される質の高い書籍制作を目指しています。


■ CAMPFIREクラウドファンディングアワードとは
　２０１７年にスタートした年間を通じた表彰企画。今年で９回目を迎えるアワードで、『CAMPFIRE』から生まれた数多くのプロジェクトの中から、多様な挑戦や活用事例をたたえ、クラウドファンディングが持つ可能性を社会に広く伝えることを目的としています。
【アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」】
　アドベンチャーワールドは、「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」として、すべての生命にSmile（しあわせ）が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという“小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。

【SDGsについて】
　SDGsとは「持続可能な開発目標（Sustainable　Development　Goals）」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で２０３０年をめざして明るい未来を作るための１７のゴールと１６９のターゲットで構成されています。２０１５年９月、ニューヨーク国連本部において１９３の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。