ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区桜島2)で7月10日、映画「ミニオンズ フィーバー」の公開記念イベントが開催され、日本語吹き替えキャストを演じる笑福亭鶴瓶さん、市村正親さん、尾野真千子さん、渡辺直美さんがサプライズで登場した。
7月15日に公開される同作は、1970年代を舞台にミニオンたちが彼らのボス「グルー」に出会うまでのストーリーを中心に展開。日本語吹き替え版では、グルーを鶴瓶さんが、グルーが憧れるヴィシャス・シックスの元リーダー「ワイルド・ナックルズ」を市村さんが、現リーダー「ベル・ボトム」を尾野さんが、ミニオンたちの師匠となるカンフーの達人「マスター・チャウ」を渡辺さんが、それぞれ演じる。
「ミニオン・パーク」の特設ステージに、チャイナ服に身を包んだ4人が登壇すると、来場者から歓声が上がった。尾野さんは「昨日、家族総勢17人でUSJを訪れ、72歳の父と『ザ・フライング・ダイナソー』(ジェットコースター)に乗った」と明かし、鶴瓶さんは「グッズを買おうと思ったら、グルーのグッズが一つもなかった」と愚痴をこぼした。
新作について、渡辺さんは「アクションシーンが激しくて、ハチャメチャなところが一番の見どころ。マスター・チャウと私の見た目が似ているところも注目してほしい」と話し、鶴瓶さんは「今作は11歳の少年のアフレコで難しかった。必死に高い声を出した」と振り返った。
現在、パークで開催中のダンスショー「ミニオン・カンフーダンス道場」に登場する「マスター・アチョー」からダンスを教わった4人は、「アチョー」の掛け声とともに何種類ものカンフーポーズを取った。渡辺さんが「踊りまくって汗がびちょびちょです」と感想を話すと、市村さんが「『アチョー』じゃなくて『アツーイ』ですね」とジョークで会場を沸かせた。