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大阪ベイ経済新聞、上半期PV1位は「隠れ猫が潜む印鑑」 実印登録も可能に

大阪ベイ1位は「隠れ猫が潜む印鑑」

大阪ベイ1位は「隠れ猫が潜む印鑑」

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 大阪ベイ経済新聞の2022年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「此花区のはんこ・文具店が『隠れ猫が潜む印鑑』販売 実印登録も可能に」の記事だった。

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 ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したのもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 此花区のはんこ・文房具店が「隠れ猫が潜む印鑑」販売 実印登録も可能に(2/10)

2. 大阪・南港、泉大津から大阪湾を巡る無料クルーズ 4年ぶりの開催(6/6)

3. 舞洲で100万株の「ネモフィラ祭り」 桜やチューリップのコラボゾーン新設(3/8)

4. 此花区の「鴻池組旧本店」が初の一般公開 有形文化財への登録記念で(2/16)

5. 北加賀屋に月1日しか営業しないうどん店「大阪製だし所」 だし工場に併設(5/24)

6. 大阪ベイエリアに統合型マリーナ 5月、既存施設リニューアルで(1/27)

7. 弁天町ホテルで「ド派手」イチゴスイーツビュッフェ 「サイケデリック」テーマに(1/18)

8. 泉南ロングパークで「スカイランタン」イベント 2日間で2000基を夜空に(6/9)

9. 千鳥橋に「かえるカフェ」 忍者のように壁に張り付き擬態するカエルを観賞(2/18)

10. USJに「ミニオン×VERDY」コラボグッズ 映画公開記念で企画、オンライン販売も(6/24)

 1位に輝いた「隠れ猫が潜む印鑑」は、独創性のあるはんこ開発を手がける此花区のはんこ・文具店「城山博文堂」の新商品。2014(平成26)年8月から販売する、文字の一部を猫の全身やシルエットに置き換えた印鑑「ニャン鑑」を実印登録も可能になるように改良し、2月7日に「ニャン鑑極み」として販売を開始した。昨年の年間ランキングでも、同社の名前の一部が縁起物になった「めでた印」が2位にランクインしており、次なる新商品にも期待したい。

 大型エンターテインメント施設が立ち並ぶ大阪ベイエリアでは、USJや海遊館、泉南ロングパークなどの記事がランクインすることが多かったが、今回は1位に続き5位と9位にもユニークなサービスの店がランクインした。5位の「大阪製だし所」は、北加賀屋にある削り節加工場に併設され、加工場の定休日の第1日曜のみ営業するうどん店。9位の「かえるカフェ」は、水槽の中に生き物が生息する環境を再現した「ビバリウム」で飼育する約10種類のカエルを観賞しながら飲食ができる。

 イベント情報の記事は2位、3位、4位、8位にランクインし、コロナ禍の行動制限が解除されたことを受け再開の兆しが見える。3位の「ネモフィラ祭り」は、大阪ベイエリアを代表するイベントの一つ。新型コロナウイルスの影響で2020年は中止、2021年は会期途中で中止となった。今年は3年ぶりに通常営業ができ、来場者は海と青空を背景に100万株のネモフィラが咲く景色を楽しんだ。

 6位にランクインした「大阪北港マリーナHULL(ハル)」は、4月29日にレストランとホテルが先行オープンし、7月16日に遊戯施設「PARK HUL(パークハル)」が完成しグランドオープンする大阪ベイエリアの注目施設。SUPやサーフィンなどのマリンスポーツ体験やバーベキューも楽しめる。

 2025年大阪・関西万博の開幕1000日前を目前に控え、ますます盛り上がりを見せる大阪ベイエリア。エリア全体の大きな流れはもちろん、地元民にもあまり知られていない情報など下半期も「街の記録係」の目線で細やかに報じていきたい。

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