大阪・住之江のホテル「H.B.P HOTEL」(大阪市住之江区新北島5)が6月14日、3階にスポーツジム「H.B.P SPORTS」をオープンした。
2020年12月、ビジネスホテルとして大阪・住之江にオープンした同施設。事務所や物置として使っていた3階を、周辺地域に住む主婦層や20~50代の単身世帯をターゲットに、宿泊客も利用できるスポーツジムとして改装した。「最先端のジム」をコンセプトに、eスポーツで利用されているマシンを設置するほか、アート作品の展示、レンタルスペースなどの運用も行う。
約200平方メートルの「eフィットネスエリア」には、レーシングシミュレーター2台とバーチャルサイクリングマシン「Wahoo KICKR BIKE(ワフーキッカーバイク)」8台を設置する。どちらも目の前の画面で景色を見ながら走行できる。コースの傾斜やスピードに合わせて機体が傾き、実際に運転しているような感覚で体幹を鍛えることができるという。1台で30通りのトレーニングができる「マルチマシン」や1周80メートルの室内トラックなども用意する。
ジム内には、3種類の休憩用ラウンジも用意。約110平方メートルのテラス付きラウンジには、関西にゆかりのあるアート作品を展示する。このほか、利用者同士で談笑できる「チャットラウンジ」や、レンタルオフィスとしても利用できる「サイレントラウンジ」も用意する。
同ホテル宿泊事業部の山口凌さんは「地元住民以外にも楽しんでもらい、住之江全体を盛り上げられたら」と話す。
利用料金は月額5,940円~。24時間営業。第2、第4火曜定休。