大阪・舞洲にある宿泊施設「ホテル・ロッジ舞洲」(大阪市此花区北港緑地2)で5月27日、色とりどりのアジサイが楽しめる「あじさい展」が始まった。
約1万坪の庭園に咲く、約100種類、2000株のアジサイを楽しめる同イベント。2016(平成28)年から始まり、今回で7回目。例年5月末から見頃を迎えるが、今年は雨が少なかった影響で6月上旬~中旬に見頃が遅れるため、開催時期を昨年から約2週間延期した。
アジサイは、丸くボール状に小さな花をつける「テマリアジサイ」や小さな花の周りを大きな花が囲うようにして平面状に咲く「ガクアジサイ」のほか、濃い青色が特徴の「ごきげんよう」や薄いピンク色の「君の名は」、白色の「アナベル」などの品種もそろえる。咲き始めは白だった花が青に変わっていくなど、時期によって色合いが変わるのも見どころ。
アジサイの小さな苗を植える「紫陽花(あじさい)の挿し木体験」や庭園全体を舞台にしたリアル謎解きゲーム、インスタグラムでの「あじさいフォトコンテスト」などイベントも行う。施設内のレストラン「舞洲キッチン」では、牛ロースステーキやタイのコンフィ、ボロネーゼのパスタから選ぶメイン料理とビュッフェ形式のサイドメニューの「あじさいハーフビュッフェランチ」(2,200円)も用意する。
担当者の井上明日香さんは「園内にはブルーを基調にしたアジサイが一面に広がり、ファンから『舞洲ブルー』の愛称で親しまれている。開花状況によって景色が変わっていく様子を見に、何度でも足を運んでほしい」と話す。
開園時間は9時~18時。入場無料。7月3日まで。