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南港で3年ぶりの大型観光展示会 156の出展者が日本観光の魅力をアピール

日本各地のブースが並ぶ「日本観光ショーケース」

日本各地のブースが並ぶ「日本観光ショーケース」

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 展示会「日本観光ショーケース in 大阪・関西」が3月25日~27日の3日間、大阪・南港の「インテックス大阪」(大阪市住之江区南港北1)で開催された。

特産品の日本酒をアピールする京都府観光連盟

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 国内外に日本観光の情報や魅力を発信し、観光産業の活性化を目的に初開催する同展示会。大阪での観光関連の大型展示会は、2019(平成31)年3月開催の「ツーリズムエキスポ」以来、約3年ぶり。日本各地の自治体や観光施設、ホテル、旅行会社など156の団体や企業が出展した。25日は商談などのビジネス客限定、26日・27日は一般客にも開放した。

 会場には、特産品の日本酒を展示する京都府観光連盟や来場客に北海道・網走から直送した流氷を体験してもらう網走市観光協会など、北海道から沖縄まで日本各地のブースが並び、それぞれ工夫凝らしながら観光をアピールした。京都府観光連盟の井上清人さんは「旅行会社から海外旅行客向けの相談を数多く受け、インバウンド回復の兆しを感じた」と話す。

 ワーケーションやマイクロツーリズムを紹介する旅行会社やホテルをはじめ、旅行客の検温結果をラベル印刷できる機械を展示するメーカー、バーチャル空間で観光地を紹介するアプリを提供する印刷会社など新型コロナ禍に対応したサービスを提案した。

 「仙台牛タン塩焼きそば」「鹿児島県産黒豚餃子(ギョーザ)」などご当地グルメを販売するキッチンカー出店のほか、吉本芸人による47都道府県で活躍する「住みます芸人」の紹介や漫画「孤独のグルメ」原作者の久住昌之さんの講演など12のセミナーを開いた。

 日本観光ショーケース実行員会(東京都中央区)の小原歩波さんは「海外旅行に行くのが難しい現在、日本各地の魅力を再確認してほしい。次の旅先の候補が見つかれば」と話す。

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