航空会社「Peach Aviation(ピーチ アビエーション)」(大阪府田尻町)が3月7日、回転すしチェーン「スシロー」でカプセル型自販機「旅くじ」の販売を始めた。
昨年8月の心斎橋を皮切りに東京、名古屋、福岡、札幌に設置し、機内でも販売する「旅くじ」。「行き先を選べないドキドキ感」がSNSで話題になり、これまでに約1万5000個を販売した。
「旅くじ」が引けるスシローは、ピーチが就航する札幌(新千歳)、東京(成田)、名古屋(中部)、大阪(関西)、福岡の5空港周辺の約300店舗。価格は1回5,000円。利用者は、すしを注文するタッチパネルで「旅くじ」を注文し、スタッフが席に持ってくる抽選箱からカプセルを1個引く。関西では大阪府と兵庫県の85店舗で実施し、関西空港を発着する釧路、仙台、長崎、沖縄など国内13路線のいずれかの航空券が購入できる。
カプセルには、指定された行き先と旅先のミッション、ピーチの航空券が購入できるピーチポイント(6,000円もしくは1万円分)の交換コード、オリジナル缶バッジが入る。ミッションには「カニを苦労してむいて、隣の人にあげてきて!(手袋で)」などと書かれており、ミッションをクリアしてSNSに投稿すると、抽選でピーチポイントが当たる。
ピーチとスシローがコラボするのは昨年7月、北海道・釧路をテーマにしたご当地グルメ企画に続く2回目。広報のユルドゥルム・ファーティさんは「食を通して、日本各地に旅に行くワクワクを届けたい。運任せの旅を楽しんでもらえれば」と話す。
3月31日まで(無くなり次第終了)。