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千鳥橋に「かえるカフェ」 忍者のように壁に張り付き擬態するカエルを観賞

西さんが箕面で捕えた「シューレゲルアオガエル」

西さんが箕面で捕えた「シューレゲルアオガエル」

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 カエルの観賞を楽しめるカフェ「かえるカフェ Hati-Hati(ハティハティ)」(大阪市此花区梅花3)が千鳥橋にオープンして1カ月がたった。

「南米のピーマン」の異名を持つ「フタイロネコメガエル」

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 店主の西マミさんは幼少の頃からカエルやメダカなどの生き物が好きで、約10年前から水槽の中に生き物が生息する環境を再現した「ビバリウム」でカエルの飼育を始めた。「一番好きなカエルにかかわる店を開きたい」と1月10日、同店をオープンした。

 「イエアメガエル」「シューレゲルアオガエル」「フタイロネコメガエル」など約10種類を飼育するビバリウムを設置する店内では、水槽の壁に張り付いたり、擬態したりするカエルを観賞しながら飲食ができる。客にリラックスしてほしいと植物を随所に飾り、カエルや鳥の鳴き声のBGMを流す。席数は20席。店の一角で、カエルモチーフのグッズも販売する。

 提供するメニューは、フード=9種類、ドリンク=7種類。看板メニューは、スパイス約5種類をブレンドし、週替わりで提供する「スパイスカレー」(サラダ付き、1,000円)と旬の果物と砂糖を約3カ月発酵させて作るシロップを水か炭酸で割る「ミネラル醗酵ジュース」(醗酵果実ジャムのクラッカー付き、600円)。コーヒーや紅茶などのドリンク(400円~)には、近くのケーキ店「パティスリー パリ オーブン」(四貫島1)に特注したカエル型のマドレーヌか店で手作りするカエル型のチョコレートを付ける。

 西さんは「今後は、ビバリウムを作るワークショップやカエル好きが集う情報交換会を開催したい。カエルの繁殖にも挑戦し、カエルの飼育グッズを販売する店もオープンさせたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は8時から、日曜・祝日は18時まで)。月曜定休。

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