見る・遊ぶ

大阪ベイエリアで船の実証運航 11月限定、万博やマイクロツーリズム狙う

大阪ベイエリアで船の実証運航をする「船から感じる港まちOSAKA」

大阪ベイエリアで船の実証運航をする「船から感じる港まちOSAKA」

  • 5

  •  

 港まちづくり協議会大阪(大阪市港区築港3)とキャプテンライン(海岸通1)が11月の週末限定で、大阪ベイエリアを船で結ぶ実証運航を実施する。

弁天埠頭~ユニバーサルシティポートを運航するキャプテンハリー

[広告]

 2025年に夢洲で開催される大阪・関西万博への移動手段としての可能性や来場者の近隣観光地への回遊、コロナ禍で注目が高まっているマイクロツーリズムの推進を目的に、港区が協力し実施する実証運航。11月の週末限定で「海遊館前西はとば~舞洲」「弁天埠(ふ)頭~ユニバーサルシティポート」「大阪港~堺市」の3航路を運航する。

 「海遊館前西はとば~舞洲」「弁天埠頭~ユニバーサルシティポート」は、それぞれ1日8往復し、片道約15分で結ぶ。料金は片道=1,000円。乗船人数は12人。自転車の積み込みが可能で、下船先でもサイクリングを楽しむことができる。

 「大阪港~堺市」は、大阪港を17時10分に出航した後、堺旧港を経由し、20時10分に大阪港に到着する周遊コース。夕暮れから夜へと徐々に変化する景色を船上から眺めることができる。14日と21日の2日間、1日1便運航する。乗船人数は50人。14日のみ、船内でジャズ演奏が行われる。料金は4,000円で要予約。ホームページで予約できる。

 都市政策・地域経済・観光の研究者で、港まちづくり協議会大阪の事務局長を務める松本英之さんは「昭和30年代頃の大阪港は瀬戸内航路の船が行き交い大変にぎわった。大阪・関西万博を機に交流人口の増加や地域活性化を図っていきたい。市内中心部から約10分と近く、地元の人にも乗船してもらい『海のオオサカ』を知ってもらえたら」と呼び掛ける。

 運航は11月28日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース