「ティラノサウルス展 ~T. rex 驚異の肉食恐竜~」が7月17日、大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港北2)「ATCホール」で始まった。
ティラノサウルスの全身復元骨格5体を集結させた同イベント。目玉は、2007(平成19)年にアメリカで発見された、日本初公開の標本となるティラノサウルス(愛称=アイヴァン)で、獲物のエドモントサウルスに襲い掛かる様子を復元して展示する。会場では、骨格に残った傷の状態や、うろこ状の皮膚など、これまでに発見された化石が持つ特徴を通して推定される年齢や性別、発掘と研究の歴史まで、さまざまな角度からティラノサウルスを紹介する。
クリエーティブカンパニー・ネイキッド(東京都渋谷区)が、同展用に「恐竜」をテーマにした初の大型コンテンツを制作。白亜紀後期の北アメリカ大陸を舞台に、ティラノサウルスが目の前によみがえる体験を、幻想的な映像と音で演出する。そのほか、関連する大型肉食恐竜の標本や、ティラノサウルスとトリケラトプスの動くロボットなども展示。音声ガイド(600円)は、バンドflumpoolのボーカル・山村隆太さんが務める。
開催時間は9時30分~16時30分(最終入場は16時)。チケット価格は、一般=1,800円、3歳~中学生=900円。9月5日まで。