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舞洲で「ネモフィラ祭り」 昨年中止の悔しさはねのけ、100万株誇らしげに

「~空・海・花 プラチナブルーの世界~ネモフィラ祭り 2021」

「~空・海・花 プラチナブルーの世界~ネモフィラ祭り 2021」

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 「~空・海・花 プラチナブルーの世界~ネモフィラ祭り 2021」が4月9日、「大阪まいしまシーサイドパーク」(大阪市此花区港緑地2)で始まる。主催はピーエスジェイコーポレーション(大阪府河内長野市)。

5体いるという「隠れネモにゃん」

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 2018(平成30)年まで「大阪舞洲ゆり園」だった同施設。2017(平成29)年の台風21号による暴風と高波で畑の半分ほどが塩害で使えなくなり、ユリ園を断念した。同社の大木啓嘉(ひろよし)取締役営業本部長は「代わりになる花を探していると、SNS映えするとしてネモフィラが人気だと知り、方針を切り替えた」と話す。広さは約3万平方メートル。

 2019(平成30)年に再スタートを切ると、ネモフィラの咲く様子がSNS上で拡散され、瞬く間に人気イベントとなった。昨年も準備を進めていたが、新型コロナウイルスの影響で開催中止を決めた。大木さんは「開催直前に中止した昨年度の悔しさは、昨年以上に良いお花のコンディションに持っていくことでぶつけてきた。その思いが届いたのか、今年は昨年を上回るほどいい状態で育った」と笑顔を見せる。大木さんの言う通り、会場には昨年の悔しさを晴らすかのように100万株のネモフィラが丘一面に咲いていた。初開催時は22万人が来場したが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、15万人程度を見込む。

 会場ではフォトスポットを設けるほか、キッズパークや遊覧ヘリコプターなどファミリー層が楽しめる遊びも充実する。天然の着色料で、ネモフィラのブルーを再現したソフトクリーム(500円)、パフェ(600円)、レモネード(400円)なども提供する。今年は園の一画に養蜂施設をつくり、そこで取れたハチミツ(1,300円)も製品化して提供する。

 新型コロナウイルス感染拡大防止策として従業員の定期的な抗原検査の実施、従業員・来場者の検温、設備の消毒、アルコール消毒液の設置などを講じる。イートインスペースは席を間引いて運営する。

※大阪府への緊急事態宣言発令により、4月26日より開催を中止。

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