海遊館(大阪市港区海岸通1)の水槽に11月28日から、サンタクロースに扮(ふん)した「サンタダイバー」が登場する。
1993(平成5)年に初開催し、今年で28回目となる海遊館のクリスマス恒例イベント。今年も、ジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽と、カマイルカが泳ぐ「タスマン海」水槽に登場する。実施時間は「太平洋」水槽が13時15分~と15時20分~、「タスマン海」水槽が16時~で、各回約30分間を予定。
水槽の内側から客に手を振ったり記念撮影に応じたりと、来場客を盛り上げるサンタダイバー。水を吸収しにくい素材で作られた特製の格好に身を包み、背中に担いだエアボンベをサンタクロースの袋に見立て、手作りのひげをつける。運が良ければ、ジンベエザメとサンタダイバーが一緒に泳ぐ様子を楽しめる。
27日に行われた「メディア関係者向け撮影会」では、サンタダイバーの近くで機嫌よく泳ぐジンベエザメの姿を捉えた。水槽前を通り掛かったカップルは「サンタダイバーもジンベエザメも見るのは初」と興奮した様子で、シャッターを切った後「季節を感じられて良い」とほほ笑んだ。
広報担当者は「水槽の中にも季節を感じながら、素晴らしい海の世界に興味を持っていただけたら」と話す。
12月25日まで。