「あめ細工 あめのとり」が6月3日、「天保山マーケットプレース」(大阪市港区海岸通り1)「なにわ食いしんぼ横丁」内にオープンした。
あめ細工師歴約8年の山本芳樹さんが1人で営む「あめ細工 あめのとり」。約4平方メートルの屋台で、店先に並ぶ愛くるしい表情をしたあめが、店前を通り過ぎる客の目を引く。
同店は、目の前であめ細工を実演し、その場で仕上げるのが特徴。はさみと手だけであめを仕上げていく技法を使い、一つのあめにつき約5分で仕上げる。「その動物が持つイメージを、できるだけ忠実に再現するようにしている」と山本さんは話す。
海遊館のほど近くということもあり、メニューには、ペンギンやウミガメなど海の生き物も用意する。中には海遊館で人気のジンベエザメも。常設メニューのほかに日替わりメニューも用意する。「あめが割れにくいように」と、要望があれば無料でプラスチックケースを備えることも可能。価格は400円~700円と手頃に設定する。
山本さんは「海遊館から近くということもあり、楽しかった思い出や記念の一つになってくれたら」と笑顔で来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~17時。営業日は不定期。