ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区桜島2)が6月8日、来場者を限定して営業を再開する。
2月29日より営業を中止していた同パーク。休業中は、「おうちで踊ろう」ダンス動画を配信したり、オンラインストアでパークオリジナルのお菓子を販売したりして、開園を待つファンらを楽しませていた。
今回、緊急事態宣言や大規模施設への休止要請が解除されたことを受け、営業再開を決定。8日から14日までは、大阪府在住の年間パスポート保持者を対象にオープンし、15日からは大阪府在住の客に、19日から当面の間は、関西2府4県在住の客に限定して段階的にオープンする。混雑を避けるためパークエントランスでのチケット販売は行わず、入場には期日指定された前売りチケットの購入が必要となる。チケットの販売は、6月4日から。
さらに、感染拡大を抑制する目的で大阪府が構築した「大阪コロナ追跡システム」を導入。各施設に提示した専用QRコードで利用者を把握するシステムで、ゲストはパークへの入場とレストラン利用の際に、メールアドレスを登録する。
感染拡大防止のため、マスクの着用は必須。アトラクション体験中も着用する。エンターテイナーやキャラクターとの直接の接触は避けることや、待ち列も間隔を空けて並ぶなど、衛生強化対策を講じた上で運営を行う。