「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」(大阪市港区海岸通1)で5月10日、「YouTubeライブワークショップ」が開かれた。
レゴブロックの世界を体感できる屋内型アトラクション施設として、2015年4月にオープンした同施設。レゴブロック工場見学、レゴ教室、大阪の街並みを体現したミニランド、ライドアトラクションなど、3400平方メートルの施設にさまざまなアトラクションを設ける。世界に20カ所、国内に2カ所のディスカバリー・センターがあるが、2019年は大阪が世界一の来場者数を記録した。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため3月2日から休館している同施設では、休校や外出自粛で家にいる子どもたちに向け何かできないかと考え、ディスカバリー・センター東京と共にYoutubeライブによる生配信のワークショップを思い付いた。4月8日に東京からの配信をスタート、24日には大阪からの配信もスタートした。YouTubeの「レゴランド・ディスカバリー・センター」チャンネルで、毎朝11時から15~20分程度、ライブ配信をする。
日ごろ同施設に常駐し、子どもたちと接する「プレイメーカー」と呼ばれるスタッフが撮影と出演を兼任。母の日の同日は、レゴブロックを使ったカーネーションの作り方を解説した。先生役の裕貴さん、生徒役のアンドリューさんのほか、麗弥(れいみ)さんの3人が出演。撮影は耕基さんが担当した。
配信終了後、アンドリューさんは「レゴブロックがあれば自分の世界を作ることができる。コロナで怖い雰囲気がある中、ちょっとした希望になれば」、裕貴さんは「大変な時だが、皆でレゴブロックを使って盛り上がりたい」と話した。動画配信について、撮影を担当した耕基さんは「外で遊ぶことが出ない子どもたちのフラストレーションの解消になれば」、麗弥さんは「ここまでやってきたので、(営業再開後も)引き続き何かしらの情報発信をしていきたい」と意気込む。