鬼に扮(ふん)した「オニさんダイバー」が1月24日、海遊館(大阪市港区海岸通1、TEL 06-6576-5501)5階「太平洋」水槽に登場した。
2月3日「節分の日」に合わせて期間限定で実施する同イベントは、2005(平成17)年に初開催し、今年で16回目。普段水槽の清掃を担当している男性スタッフが、赤鬼・青鬼・黒鬼に扮(ふん)する。11時、13時15分、15時40分からの1日3回、各40分間登場し、アクリルパネルや底砂の清掃作業の合間に、記念撮影に応じたりなどして、来館者を楽しませる。
24日のイベント初日、赤鬼・黒鬼ダイバーらが金棒に見立てたバットを手に登場。突然の「オニさんダイバー」に驚く客を相手に、じゃんけん対決を挑んだり、手を振ったりなどして来館を歓迎。時折、バブルリングを作るなどパフォーマーさながらの演出も行い、客を大いに楽しませた。黒鬼は、少し離れたところで黙々と清掃を行いながらも、来館者の視線を感じると随時記念撮影に対応していた。
広報の新谷和久さんは「毎年恒例の人気イベント。ダイバーらと、記念撮影やじゃんけんを楽しめるだけでなく、水槽ならではのパフォーマンスも見どころ。海外の方にも、イベントを通して節分の文化を少しでも楽しんでもらえたら」と話す。
開館時間は、10時~20時。2月3日まで。