海遊館(大阪市港区海岸通1)で3月24日、自分で描いた魚が大型スクリーン上で泳ぐインスタレーションイベント「お絵かき水族館」が始まった。
同イベントは、チームラボ(東京都文京区)とNTT西日本(大阪市中央区)が協力開発したもので、「水の中の生き物への興味や関心を育て、知的好奇心を強く持ってもらい、参加者全員で何かを創造する」(チームラボ社長の猪子寿之さん)ことを目的としている。
参加者が9種の魚から好きなものを選び、自由に色や模様を描いた紙を専用の装置で読み取ると、高さ4メートルのスクリーンの中に自分の描いた魚が映し出される。魚はそれぞれの種類に合わせた動きをしながら自由に泳いだり、餌を食べたりする。スクリーンの魚や餌袋に触れると、魚が逃げたり、エサをあげたりすることができ、海に入り込んだような感覚が楽しめるほか、自分の描いた魚が泳ぐ様子をインターネット上でリアルタイムに見ることができる。
同イベントは、昨年11月に沖縄で初めて開催され、続いて三重の長島スパーランド、そして今回の大阪海遊館の3度行われているが、自宅のパソコン、スマートフォンでリアルタイムに閲覧できるのは今回が初めて。
開催時間は11時~20時(入場は19時まで、24日のみ15時から)。参加無料(別途入館料が必要)。15分間の体験で入れ替え制。今月31日まで。