大阪・南港の「大阪府咲洲庁舎」43階に2月1日、「2025年日本国際博覧会協会」の事務所が開設された。
2025年大阪・関西万博の開催に向け、1月30日に実施主体として発足した同協会。会長は、日本経済団体連合会中西宏明会長が務め、松井一郎大阪府知事や、吉村洋文大阪市長らが副会長を務める。協会では、万博開催に向けて資金集めなど具体化を進めていく。
当日、職員らは緊張した面持ちで、大阪商工会議所尾崎裕会頭と松井知事から訓示を受け、松井知事は「『現状の規制を突破して、何ができるか』が万博成功のキーになる」と話し、「皆さんが中心となり若いクリエーターを集め、世界を驚かせるような中身を創ってもらいたい」と期待を語った。