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大阪・天保山で荒木飛呂彦原画展 大阪初開催、12枚の新作大型作品も

キャラクターに囲まれる気分を味わうことができる。(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

キャラクターに囲まれる気分を味わうことができる。(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

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 大阪文化館・天保山(大阪市港区海岸通1)で11月25日、漫画家荒木飛呂彦さんの作品を紹介する「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が始まった。

会場に登場した荒木飛呂彦さん

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 荒木さん原作の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」は1987(昭和62)年、「週刊少年ジャンプ」で連載を開始。1部から8部まで主人公が代替わりしていく独特の手法と世界観が特徴で、荒木さんの代表作として知られる。シリーズ累計発行部数は1億部以上で、現在「ウルトラジャンプ」で連載中のシリーズ第8部「ジョジョリオン」は累計1000万部を突破している。

 誕生30周年を迎えた同作品の集大成として企画した同展。会場は8つのテーマに分け、原画やアーティストとの映像や彫刻のコラボ作品のほか、今回のために描き降ろした縦2メートル×横1.2メートルの12枚の大型カラー原画を展示する。荒木さん本人が見どころや作品の解説などをする音声ガイド(1台=550円)も用意し、聞きながら観覧できる。

 荒木さんは「大阪はこれまで乗り継ぎでしか来たことがなかったが、漫画家を目指すきっかけとなった、ゆでたまご先生(漫画『キン肉マン』作者)の出身地でもあり感慨深い。マンガのライブ感を楽しんで帰ってもらえたら幸せ」と話す。

 開催時間は10時~20時。入場料は、一般=1,600円、大学生=1200円、高校生=800円。来年1月14日まで。

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