大阪・南港のATCホール(大阪市住之江区南港北2)で4月26日、「トミカ博 in OSAKA」が始まった。
2002年に始まった同展。毎年約13万人を動員する人気イベント。1970(昭和45)年に「国産車で手のひらサイズのミニカー」というコンセプトで始まったトミカは子どもを中心に長く人気を得ており、三世代にわたって訪れるファンも多い。今回は約5000平方メートルの会場を、展示、アトラクション、物販に分けて開催。展示するトミカは2800台を超えるという。
展示では、トミカの仮想の世界「トミカワールド」の中で「トミカタウン」にスポットを当てた。街をイメージし、消防士や洗車、整備工場などの「お仕事体験」ができる。目玉は、約15平方メートルの巨大ジオラマ内に登場する、高さ約140センチのトミカタワー。約700個のトミカがタワー状で飾られた様子を楽しむことができる。
アトラクションでは10ブースが登場。運転席にその場で撮影した写真を貼る「トミカ ミニミニドライバー工房」や、27の組み合わせから選んで作られる様子を見ることができる「トミカ 組立工場」など。トミカやプラレールで自由に遊ぶことができる「プレイランド」も設ける。
物販では約6000種のトミカを販売する。通常のカフェがトミカ仕様になった「トミカカフェ」も登場し、「トミカ博ランチ」(850円、1日100食限定)、「トミカ博カフェカレー」(700円)などのオリジナルメニューを提供する。
トミカを取り扱うタカラトミーフィールドテック(東京都葛飾区)の田中英夫さんは「毎年人気のアトラクションがそろっているので、ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時30分(最終日は16時まで)。入場料は、大人(中学生以上)=900円、子ども(小学生以下)=700円、2歳以下無料。アトラクションによってチケット(1枚100円、11枚1,000円)が必要。