大阪・舞洲にあるリゾート施設「ホテル・ロッジ舞洲」(大阪市此花区北港緑地2)は6月1日、「新館ネスト」(以下「ネスト」)をオープンする。運営は「キャッスルホテル」(兵庫県明石市)。
大阪都心部から車で約20分、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからも約10分に位置する都市型リゾート施設。約3万坪の敷地の中に、ホテル、ロッジ、バーベキュー場、キャンプ場などを設ける。2014年4月より同社が経営を継承し、「大阪リゾート」をコンセプトに施設を充実させてきた。
既存ホテル棟(本館・フロント)に隣接してオープンする「ネスト」は、地上5階建て、延べ床面積は834坪。客室はツイン(21~22平方メートル)=61室、トリプル(29平方メートル)=4室、セミスイート(33平方メートル)=2室の全67室。
1階は客室を含め床材にレンガを使うほか、壁面に大阪湾の珪藻(けいそう)土を用いるなど内装にこだわりを見せる。その他の階も客室に木材を多用するなどし「木のぬくもり」を演出した。全客室にテラスを完備するほか、5階の海側には展望テラス「舞空テラス」を設け、大阪湾西側の景色が一望できるようにした。
同社広報課の梅本由希子さんは「『ネスト』は『鳥の巣』という意味で、安心できる住まい、自然の一部となることを目指した。敷地内には野鳥もたくさんやってきている」と話す。