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よしもと新喜劇・映画「商店街戦争」上映へ 大阪・大正区を舞台に

プレミアム先行会で撮影した集合写真

プレミアム先行会で撮影した集合写真

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 大正区民ホール(大阪市大正区千島2)で2月19日、吉本新喜劇の新作映画「商店街戦争~SUCHICO~」の舞台あいさつが行われ、筋原章博大正区長や吉本新喜劇の座長を務めるすっちーさんらが登壇した。

右から谷口監督、すち子さん、武田さん、筋原区長

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 吉本新喜劇ならではの人情喜劇を繰り広げる娯楽作品の第2弾となる同作。前作の「西遊記」は2週連続でミニシアターランキング・ベスト5に入るなど話題に。同作は、元キックボクサーのチャンピオンで、俳優としても活躍する武田幸三さんを迎え、すち子さんとコンビを組み、大阪・大正区を舞台に、連続行方不明事件の謎を追うストーリー。

 監督を務めた谷口仁則さんは生まれも育ちも大正区。作品を振り返って谷口監督は「『吉本新喜劇を裏切るような映画を撮ってほしい』というテーマを頂き、この作品を作らせていただいた。『こんな一面も見られるんだ』『すち子のシリアスな顔ってこんな怖さも出るんだ』など、普段の芝居とは違ったところも見せつつ、新喜劇らしさもあり、緊張と緩和をテーマに良いバランスを保ちながら作った」と振り返る。

 全国公開に先立ち、19日に開催されたプレミアム先行会には大正区に住む人を中心に約200人が来場。中には東京や愛媛から来たという人も。先行会前にはミニ新喜劇を上演し、筋原区長がサプライズで登場し会場を沸かせた。

 先行会後の舞台あいさつの際、武田さんは「撮影中は毎回商店街のどこかの店の方が差し入れしてくださり、本当に温かい商店街だった」とコメント。武田さんによる「幸せのタイキック大会」のコーナーもあり、筋原区長に合わせて、来場者5人が武田さんによるタイキックを受けた。すっちーさんは「今までの新喜劇のほんわかとした部分を良い意味で裏切ることができたと思う。『こんな新喜劇の映画もできるんだよ』というのが表現できたのでは」と話す。

 3月4日から順次、全国公開予定。

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