ホテルチェーンを運営する「カンデオホテルズ」がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とパートナーホテル契約を締結し、2017年夏に新規2ホテルをオープンする。
現在、全国で13店舗を展開中。USJの新たなオフィシャルホテルとして2017年8月に「THE SINGULARI HOTELS&SKYSPA at UNIVERSAL STUDIOS JAPAN(ザ シンギュラリ ホテル&スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」をオープンする。USJのパートナーホテルは新規ホテルを含め全28ホテルになる。
ユニバーサルシティ駅改札直結の同ホテルは地下1階・地上17階建て、敷地面積26万3935平方メートル。客室数は全390室。3階~14階に客室を設け、客室内に露天風呂が付いたスイートルーム10室も用意する。「ジャパンクールデザイン」を採用し、落ち着いたデザインを取り入れた「和モダンなしつらえ」を全館全室に設置。宿泊客は14階の大型天望露天風呂が夜通し入浴可能。開業後はホテル内でも「スタジオ・パス」を販売するほか、USJと共同で集客向上を狙う。
2017年7月にはアソシエイトホテルとして心斎橋に「カンデオホテルズ大阪なんば」をオープンする。地上17階建て、客室数は全496室で同社が手掛けるホテルでは最大規模。2階~17階に客室を設け、上層階は全室スーパービューの特別フロアで、夜は大阪のネオン夜景を楽しむことができる。展望露天風呂も展開。近年増え続ける外国人観光客にも「日本らしさを体感できるホテルづくりを目指す」という。
プレス担当者は「日本文化とモダンデザインの融合によって、単なる宿泊だけでなく『宿泊体験価値』を国内外のお客さまに提供していきたい」と話す。