京セラドーム近くの「ハグミュージアム」(大阪市西区千代崎3)で12月3日、「インスタントラーメン小学生レシピコンクール 関西地区大会」が開催され、滋賀県草津市立草津第二小学校4年生の藤井康生君が最優秀賞を受賞した。
一般社団法人日本即席食品工業協会が2002年から開催している同コンクール。「子どもたちが食材の特徴を調べ、栄養バランスを考えることで食生活への関心を深め、さらに子どもたちの想像力を培うこと」を目標に小学4~6年生を対象に募集している。
当日は7177通の応募の中から、関西地区の書類選考を通過した20人の小学生が創作インスタントラーメンを披露。おいしさ・栄養バランス・盛り付け・手軽さ・独創性の5つのポイントを評価基準に、滋賀県草津市立草津第二小学校4年生の藤井康生君が「ヘルシー!!野菜たっぷり蒸しラーメン」で最優秀賞を受賞した。「野菜や肉をスライスして食べやすく工夫している点や、どんな材料でも応用できるレシピであること、蒸し物を使用してヘルシーさに気を配っている点」が評価された。
そのほか、大阪府寝屋川市立昭和小学校5年生の上山武仁(たけひと)君の「冷やし天そばイタリア風味」、同小学校5年生の木村覚(さとる)君の「万願寺とんこつラーメン」が優秀賞を受賞。アイデア賞、努力賞含む7人の受賞者を輩出した。
最優秀賞を受賞した藤井君は「最優秀賞をもらえると思ってなかったのでとてもうれしい。全国大会で優勝できるように頑張る」と笑顔で話す。
12月10日に全国大会開催予定。