大阪港天保山客船ターミナル(大阪市港区築港3)に3月22日、世界一周する英豪華客船「クイーン・エリザベス」が初入港した。
世界一周する英国の豪華客船として知られる「クイーン・エリザベス」。初代は1938年に建造され、同船は3代目で2010年10月に就航した。乗客店員は2081人。
今回は2016年1月10日に出発し、5月10日に英国に戻る全122日間で37カ国を回る旅になる予定。日本には3年連続となる入港で、大阪への入港は今回が初めて。日本寄港最多の6港の寄港を予定している。
入り口には、初代クイーン・エリザベス号の寄せ木細工が目を引くロビーが乗客を迎える。ボックス席も用意する3層吹き抜け式のロイヤル・コートシアターをはじめ、ダンスレッスンなどのアクティビティーが楽しめるボールルームやカジノのほか、屋外にはプールを用意する。「船内で、お客さまにイギリスの文化を楽しんでもらえるよう(カーニバル・ジャパン大阪営業所の松下智一課長)」娯楽施設を多く設けているという。
日本出発後は20カ国を回る予定。