中国の民間航空会社・上海吉祥航空(中国上海市)は4月15日、関西国際空港-上海間の国際定期便を就航した。
2006年9月に初就航した同社は中国・上海を拠点に、中国国内線、国際線を合わせ約60路線を運航。日本路線は2014年1月の那覇空港に次いで、関西国際空港が2番目の定期便就航地となった。上海-関西国際空港路線はエアバスA320を使用し、ビジネスクラス8席、エコノミークラス150席の計158席。運航スケジュールは、上海浦東14時50分発-大阪17時50分着、大阪18時50分発-19時40分着(現地時間)の1日1往復。
同社は現在、エアバスA320を32機、A321を2機の計34機を保有。2014年末には40機、15年末に50機を導入する計画。2020年までに100機を保有する計画だという。「ビジネスクラスでは有名シェフによる食事と高級なアルコール飲料を用意。エコノミークラスは前のシートと約79センチ離れており、国内の航空会社の中で最も間隔の広いシート」と日本支店長の董蔚さん。4月16日に行われた記者会見では、「今後は1日3~4往復を計画しており、今秋には名古屋と福岡での就航を予定している」と発表した。
董さんは「日本人はサービス重視。空で最高のサービスを提供していきたい」と話す。