大阪・南港のATC（大阪市住之江区南港北2）で7月24日から、期間限定で「ガンダムワールド2015 in 大阪」（TEL 06-6615-5006）が開催されている。

ザクの実物大のヘッド

　大阪でガンダムワールドが開催されるのは今回で4回目。1979（昭和54）年に放送された「機動戦士ガンダム」以来、35年以上シリーズ化されているガンダムの歴史や世界観を楽しめる。

　会場には、初回の「機動戦士ガンダム」から、最新のシリーズ「ガンダムビルトファイターズトライ」までの「モビルスーツ」を並べたグラフィックウォールを設置。「機動戦士ガンダム」放送時代に販売された駄菓子屋玩具や出版物を展示するほか、過去のガンダムのプラモデル、歴代のオープニング主題歌の映像も上映する。

　人気キャラクター「シャア・アズナブル」に焦点を当てたコーナーでは、搭乗機である「ザク」の実物大ヘッドを中心に、シャアにまつわる展示物を展開。ザクの武器や、ガンダムとザクが戦う様子のフィギュアも並べるほか、来場客は登場キャラクター「ジオン公国公王デギン・ソド・ザビ」の椅子に座って写真を撮影できる。「謎の男」がいるバーも再現した。

　「ストライクフリーダムガンダム」や「ユニコーンガンダム（デストロイモード）」などの、実物大の10分の1の大きさの立体展示物も多く展示。出口側では、歴代ガンダムシリーズの人気パイロット4人によるクイズコーナーも。物販コーナーでは、歴代のガンダムのプラモデルや、同イベント限定商品も販売する。

　スタッフの篠垣雅男さんは「ガンダムは、プラモデルが好きな人や、ドラマのストーリーが好きな人など、好きになる切り口をたくさん持っているアニメ。いろんな角度からガンダムの魅力を発信したこのイベントで、ガンダムをもっと好きになっていただければ」と話す。

　開催時間は10時～17時。入場料は、中学生以上＝900円（前売り＝700円）、3歳～小学生＝600円（同＝400円）。8月31日まで。