「第12回 泉大津さんま祭り」が10月26日、池上曽根史跡公園(和泉市池上町4)で開催される。主催は復幸の架け橋実行委員会(泉大津市池浦町3)。
2012(平成24)年、東日本大震災の復興支援や防災意識の向上、地域活性化を目的に初開催。昨年開催時は、若者からお年寄りまで幅広い年代層の約7000人が来場したという。12回目となる今回は約50の出展者が参加。岩手県大船渡産の魚介類を使ったグルメの販売や泉大津防災士による防災関連の展示を行う。
イベントの目玉は、炭焼きした大船渡産サンマの販売。価格は1尾350円で、1人2尾まで。1300尾を用意する。サンマのつみれ汁やシラスやホタテなど三陸地方の海産物を使ったコロッケも販売する。
地元の飲食店がうどん、ラーメン、たこ焼き、みたらし団子などを販売する飲食ブースも展開。アクセサリーや革小物の販売も行う。和泉市を拠点に活動する和太鼓グループ「いずみ太鼓 皷聖泉(こせいせん)」や、ダンスやジャズバンドによるステージイベントも行う。
現在、泉大津市役所(泉大津市東雲町9)では夏休み期間に開催された「泉大津さんま祭り こども絵画コンクール2025」の応募作品158点を展示している。開庁時間は9時~17時(土曜、日曜閉庁)。10月28日まで。
実行委員会代表の石原成昭さんは「今年は大船渡で山林火災があり、東日本大震災からの復興が一部逆回りした。この祭りを継続することにより、勇気や希望を届けられたら」と話す。
開催時間は9時30分~16時。小雨決行。