
オマーン国の魅力発信イベント「オマーン国ナショナルデー」が9月20日、2025年大阪・関西万博で開催された。
ナショナルデーは、万博に参加する国が日替わりで自国の文化をアピールするイベント。オマーンは、アラビア半島東南端に位置する国。EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」で行われた式典には、サイード・アル・ブサイディ文化・スポーツ・青年省文化担当次官兼総代表、伊東良孝国際博覧会担当大臣が出席した。
サイード総代表は「万博の場で、自国の文化を祝うことができ、大きな喜びを感じている。水・大地・人との結びつきを強化し、自然との調和ある共生を体験し、日本の人々や他国の人々との共通基盤を見出す場になれば」とあいさつした。
ステージには、オマーン王立騎兵隊音楽隊が登場。伝統楽器と西洋楽器を使う伝統音楽を披露し、観客は音楽に合わせて手拍子を送った。
オマーンパビリオンは、大地、水、人々をテーマに、伝統的かんがいシステム「ファラジュ」をイメージした水が流れるガラス天井の回廊やオマーンの歴史を紹介する映像などを展開する。