
音楽イベント「EXPO JAZZ&BLUES フェスティバル」が9月4日、大阪・関西万博内のEXPOアリーナ「Matsuri」で開催された。
「悲しい色やね -OSAKA BAY BLUES-」などを披露した上田正樹さん
会期中、春・夏・秋の3回にわたり実施する大阪の魅力発信イベント「大阪ウィーク」の一環。ソウル・R&Bシンガー・上田正樹さんやブルース・バンド「憂歌団(ゆうかだん)」のボーカル・木村充揮さん、シンガー・ソングライター・庄野真代さん、演歌歌手・ジャズシンガーの神野美伽さんなど、大阪にゆかりのあるアーティストが登場し、ジャズやブルースなどを披露した。
ステージは、68年の歴史を持つジャズバンド「アロージャズオーケストラ」による「シング・シング・シング」のパフォーマンスでスタート。吉村洋文知事は「大阪の音楽といえば河内音頭とジャズ。大阪のジャズの魅力を世界に向けて発信したい」とあいさつした。
神野さんは笠置シヅ子さんの名曲「ヘイヘイブギ」や自身の楽曲「あんたの大阪」など、木村さんは生まれ育った・天王寺の様子を歌った「天王寺」や「モナリザ」など、それぞれ3曲を披露。庄野真代さんは、ジャズ風にアレンジした「モンテカルロで乾杯」やヒット曲「飛んでイスタンブール」を、上田正樹さんはヒット曲「悲しい色やね-OSAKA BAY BLUES-」やブルース曲「Feelin’ Fine」などをそれぞれ披露し、観客が手拍子や声援を送った。
ステージの最後では、吉村知事、ミャクミャクを含む出演者全員が登場し、楽曲「翼をください」を披露。観客も手を振りながら歌い、会場が一体となった。